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11/5(火)看護学実習生によるミニ保健指導

 10月28日のブログで紹介した地域看護学実習生について、「なぜ、看護師になる学生が小学校で実習をするのか?」という質問がきました。そこで、彼らが通っている愛知総合看護福祉専門学校保健看護学科専任教員の南先生と、この実習について話を深めました。当専門学校では、看護師と保健師の二つの資格が取得できるのですが、4年間で両方とも取得できる専門学校は日本で7校しかないそうです。そのため、学生には看護師・保健師両方の資格を取ることを推奨しています。しかし、保健師の資格を得るには、小中学校や保健所等での実習が必須となります。西小学校に来ている3名の実習生は、いずれも次年度の4月から看護師になる予定ですが、保健師の資格を取得しておくことは必ずプラスになるそうです。現在、彼らは、視力検査の前に15分程度のミニ保健指導(生活習慣)を行っています。1年生から6年生までの全学級で実施するため、早寝・早起き・朝ご飯等の生活習慣について、学年の発達段階に応じて指導しようと努めています。実習を通して一人6回程度行うこの経験は、今後、看護師の仕事をしていく上で大きな財産になると思います。