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12/20(金)西小ミステリーツアー14(愛知郡小学校球技大会の優勝盾)


 西小学校の来賓玄関を入ると、タイマイの剥製奥にトロフィーや盾でいっぱいのガラスケースがあります。その中に、愛知郡小学校球技大会の優勝校に贈られてきた立派な盾が二つ(サッカーの部・バスケットボールの部)あります。愛知郡小学校球技大会は、旧愛知郡(長久手町・日進町・東郷町)の全小学校が参加する、サッカー部(男子)・バスケットボール部(女子)の大会として、昭和53年度にスタートしました。平成6年度に日進町が日進市になったことにより、大会名も平成7年度から愛知郡日進市小学校球技大会と変わりました。そこで優勝盾も一新したため、平成6・7年度と2年連続アベック優勝を果たした本校に二つの盾が贈られ、永久所持することになったのです。私も若い頃、西小学校サッカー部監督として、この大会での優勝目指して頑張っていました。一番の思い出は、平成4年度に西小学校が悲願の初優勝を果たしたことです。1回戦の長久手小から日進北小→日進東小→長久手北小(決勝)と、次々に撃破して栄冠を掴みました。最大のポイントは、2回戦(対日進北小)後半ロスタイムに山田君が放った同点フリーキックでした。延長戦後のPK戦を4-1でものにしましたが、今でもあのフリーキックを思い出すと胸が熱くなります。二番目の思い出は、平成6年度大会で、長久手西小学校と日進西小学校が決勝で激突したことです(西・西決戦)。私は長久手西小から日進西小に転勤していたため、日進西小の監督としてこの決戦に臨みました。しかし、長久手西小の6年生は、彼らが4年生の時に練習を見ていた部員たちだったので、その成長ぶりが本当に嬉しかったです。激戦の結果、2-1で長久手西小が2度目の優勝を果たしました。決勝点を決めた長久手西小のエース前潟君は、その後、東邦高校のエースとして全国高校サッカー選手権でも活躍しました。平成6年度西・西決戦時の長久手西小監督が現在日進西小の松原健校長、日進西小監督だった私が現在長久手西小校長ということに、何かしらの運命を感じます。※愛知郡日進市小学校球技大会は平成24年度から愛知郡日進市長久手市小学校球技大会となり、平成27年度大会で昭和53年度から続いた大会の幕を閉じました。平成28年度からは、各市町別で大会を開催しています。